Statement
人間は感覚神経を通じ、電気信号で脳に情報を圧縮し保存する
これはカメラが、0と1で世界を写し取る行為と類似している
しかし、カメラは現実世界を取捨選択せずデータ化することができるが、
脳は圧縮する際に情報が欠損することがあり、ムラが生じる
私はカメラの画像データを独自のプログラムで分解・再構築することで、
情報のムラを疑似的に作り出した
現代は脳ではなく外部機器に情報の保存を委ねつつある
これにより情報は劣化を免れ、半永久的に保管される
人間は脳の保存領域を空白にし、これから何を思考していくのだろうか